コア便り

【2020/11/27】「開発準備中の製品(1)」


コア便り、「在宅勤務の社長」「在宅勤務用ライセンスの無償提供」
「時間に余裕のある今こそやるべきこと」「建設業OBが社員として存在する強味」
「ベテランプログラマの価値」「Webセミナーでの講演(1)」
「Webセミナーでの講演(2)」「コロナ禍の中間決算」
「ゼネコンの利益の作り方の違い」に続き、今回の発信は「開発準備中の製品(1)」です。

先回発信の「ゼネコンの利益の作り方の違い」に記載の
「実行予算案先行作成システム(仮称)」に関してのお問合せが多く、
今回と次回の2回に分けてその内容を少しだけ深掘りしたいと思います。

きっかけは、2016年夏の北陸のゼネコン様からのお問合せでした。
見積から実行予算作成までの管理ソフトを探しているとのことでした。

当時の弊社の製品は、4種類の積算システム(精概算・躯体・仕上・内訳書編集)
と作業所原価管理システムの5製品が売れ筋の製品でした。
積算システムは積算部門様・見積部門様から、
作業所原価管理システムは工事部門様・工務部門様・調達購買部門様から、
お問合せをいただくケースが多いのですが、
この時は経営企画部門様からのお問合せだったので良く覚えています。

弊社の製品ラインナップでは、
積算部門様が、各種積算システムの積算結果を内訳書編集システムに集約し、
これに必要な編集を加えてお施主様向け見積書を作成する。
受注後に工事部門様が、内訳書編集システムの受注時NETを工種別内訳書から
実行予算としての構成に組み換えた実行予算案を作業所原価管理システムに渡す。
という製品連携をお薦めしていましたが、
お施主様向け見積書を作成する途上、受注後に実行予算案を作成する途上で、
発注候補業者とやり取りをして獲得した想定業者NETは弊社製品の外側で管理し、
その結果を内訳書編集システムに反映する運用となっていました。
そのため現在4千ユーザにお使いいただいている内訳書編集システムは
EXCELからのコピーペースト、EXCELへの出力、内訳種別の切り替え、
見積金額やNET金額の変遷履歴を比較保存する機能等、
ご利用者の自由な編集操作を支えるツールとしての価値は向上して来ましたが、
業務管理システムとしての活用には限界があることを痛感しました。

以後、北関東、東海、中京、関西、九州のゼネコン様との情報交換で、
見積りから実行予算作成までの業務および業務管理手法とその業務手順が、
各社様の事業特性や現状体力にあわせて異なる事、
その違いが利益作りで最も重要である事を再認識することが出来ました。
幸いにも、弊社の作業所原価管理システムの見積依頼、見積比較、取極依頼、
発注、他、の機能は多岐に渡る運用を支える機能を保有しており、
この機能部品を上手く改変転用すれば、見積から実行予算作成までの
業務管理システムを製品化することが可能であることを確信した次第です。

次回はこの開発準備中の「実行予算案先行作成システム(仮称)」の
基本的な機能についてご紹介させて頂きます。

皆様方のところでは、コロナ禍の中、過去を見直す動きがありましたか?
一日も早い新型コロナウイルス感染症の終息と、皆様方のご健康をお祈り申し上げます。

潟Rア・システムデザイン 代表取締役社長 野崎哲司